White Night ('09 Korea): Music VideoSong: "내가 바라는 나" ("Hwantastic Friends" album / 이승환) Performer: Kim Jong Wan (Nell) ............................www.whitenight2009.co.kr Nov. 19 '09 Korean release. Main Trailer DL (26.64 mb): dn-artservice.ktics.co.kr/data/whitenight/byh main_trailer.wmv Main poster DL: www.whitenight2009.co.kr ................................. HAN Seok-kyu as Dong-soo | 15 years ago, he lost his son at a crime scene by digging too deep into a murder case. Since then, hes been a reluctant detective and his work no longer has much meaning. One day a man who was involved in the past murder case gets killed. Dong-soo suddenly remembers Yo-han, the son of the past victim. He sees Yo-han as an important suspect and tracks him down, but as his miserable past is revealed, Dong-soo cant help but feel sympathy for Yo-han. SON Ye-jin as Mi-ho | Mi-ho seems to have everything in every perfect way, but no one knows that shes a daughter of a murderer. While she struggles to bury her past and start a new life, she meets and falls in love with Seong-jo who owns a conglomerate. Now she dreams of a better future with him, but a gloomy shadow keeps haunting her. GOH Soo as Yo-han | Since his fathers death, he has been living a low life estranged from his family. He makes a living working at a sex bar. He brutally kills anyone curious about his past. No hope can be found in his deep and cold-hearted eyes that stare into the emptiness while he suffers from incurable pain and loneliness. Director of ...
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白夜行 (集英社文庫)
(332)
東野 圭吾
(2002-05)
新品:¥ 1,050 中古:¥ 25
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73人中65人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 いつまでも余韻の残る作品総ページ850程度、全13章からなる物語。ライトノベルなら3冊分は あるボリューム。主人公の雪穂と亮司の小学校時代から19年後までが 淡々と語られる。なぜ淡々かというと、主人公二人の内面心理の描写が全く なく、他の登場人物の目を通じてしか二人をうかがい知ることができないから だ。加えて、物語はある殺人事件に端を発するが、犯人や犯行方法は途中で 暗示され、焦点は事件の解明ではなく今後の展開に移っていく。だからこの 物語はミステリーというよりは叙事詩だ。 読み進めていくごとに、二人の関与がほのめかされ、そして徐々に真相が 明らかにされていくにつれ、背筋の凍る思いが募っていく。ノワールの傑作 と評されることにもうなずける。 だが、真に驚くべきことは、とうとう最後まで二人の内面が一切明かされない ことだ。稀代の悪女と犯罪の天才。二人はどのように結ばれ、何を目指したのか。 いや、亮司はなぜ雪穂の影で在り続けようとしたのか?これに対して雪穂は亮司 に何を与えたのか?雪穂は亮司を愛していたのか?二人に潜む闇はあまりに深く、 ありきたりの想像や感情ではとうてい推し量れるものではなかろう。 しかし、こうした思いに対する答えはない。ないのである。 だから読後もふとした拍子に雪穂と亮司の物語に思いを馳せてしまう。まさに いつまでも余韻が消えないのだ。なるほど、これが東野ワールドか・・・。 (よしくん) 62人中54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 ドラマと原作の違いを堪能東野圭吾さんの作品を読んだのは、江戸川乱歩賞を受賞した「放課後」という作品につづき、2作品目です。 現在TBSで放映中の『白夜行』というドラマに影響され読みました。 多くのドラマが、原作をたたき台にしつつも、原作とは違う物語の展開になることが多いように、『白夜行』の場合も、細かい点で原作とドラマとの違いが見受けられました。 ドラマの場合、はじめから主人公である亮司と雪穂との関係性がはっきりと描かれていますが、原作ではある程度話が中盤にさしかかかってこないと2人の接点がほとんどわかりません。 ドラマでは、ゆがんだ愛情ながらも、雪穂と亮司、そして2人をとりまく人たちとの心の葛藤や苦悩が描かれていますが、原作では、亮司と雪穂の心情(本心)を、本人の口から語らせることなく、周囲の人たちが推理していくという手法を使っているため、彼らが何を考え自滅かとも思える行動にいたるのか、推察するのが難しい。その推察するのが難しい点が、かえって本格的なミステリーとしての本作品の真骨頂なのかもしれません。 様々なトリックや伏線、「偶然」と「必然」が織り成す人間関係を堪能できるのは、原作が秀でていると思いますし、罪意識がありつつも、ゆがんだ愛を貫く、哀しくもせつない亮司と雪穂の愛情表現を堪能するのには、映像美とあわせ、ドラマが優れているように思いました。 もしドラマをご覧になっていらっしゃらないかたは、原作を読んだ後にドラマを見ると、また違った角度から楽しめるのではないかと思います。 (フェアリー) 32人中27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 ドラマがきっかけの人は注意この小説は分類が難しい。犯人や人物の関係は一応伏せてはいるものの、あえて比較的早い段階でわからせてしまう。そういう意味で、事件のその後日談であり、結末への過程をなぞる物語であるが、最後までその心情を明確に語られるわけではない。同じベクトルを持つ二本の糸を語りつつ、決してその交わりを語らない。なぜなら、この交わりこそがこの小説のテーマであり謎だから。 これは映画化はともかくドラマ化は難しい。少なくとも小説と同じ視点で1クール引っ張ることはできないだろう。と思っていると、恐るべし、ドラマはラストをいきなり最初に持ってきた。そしてドラマを観てわかったことは、ドラマは、小説で語られることが無かった主人公たちの心情や交わりを中心に語るということ。確かにドラマ化するにはそれしかないだろう。しかし、その時点で読者は気をつけなければいけない。 ドラマで語られている心情は、製作者や脚本家が感じた彼ら自身の視点によるもの、または脚色したもの、作り上げたものであるということ。本小説を先に読んだ私はドラマとは違った印象を持っていた。しかしながら、ドラマを観たときに「そういう視点もあるな」と感じた。確かにいろんな見方ができる構成や表現方法を用いている小説である。 もし、私が今読み返したら、初めに読んだ時とは違った視点で読むだろう。そしてそれは確実にドラマの視点に影響されているはず。ましてや、ドラマを観た後に初めて読む人はどういう視点で読むのだろう。 本作は非常に暗く、絶望に満ちた、暗い作品である。そして、ドラマは主人公たちの立場に立ち、心情に視点を当てているために、少なからず希望やさわやかさを強調している。しかしそれはドラマの特性であり、いち読者の解釈に過ぎないという事を肝に銘じて、今から読む人には自分の視点や感性を大事に読んでもらいたいと思う。 (i_mitisi) 76人中63人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 なんとも形容しがたい桐原亮司と西本雪穂。二人が小学生から大人になる十九年間の物語。高度成長末期からバブル経済の時代まで。彼らが歩む人生の周囲では、次々に不幸になる人々がいる。人々を絶望の泥沼に蹴落としながら、雪穂は睡蓮のように美しく咲き誇っていくのだ。 二人の主人公と読者の間には、レースのカーテンのような物が揺らめいていて、その姿ははっきり見えない。 特異な小説である。主人公二人の心だけが、一切描写されていないのだ。その周辺でもがく人々の主観を介してしか、亮司と雪穂に辿りつけない。 テレビドラマに引き込まれて、一気に読破した。過去にドラマ化不可能などという形容の小説は幾多もあった。しかし、本当に不可能な小説に出会ったのは初めてであった。 亮司と雪穂という主人公の人生には、殺人事件、レイプ、失踪、ハッカー犯罪などの事件が溢れている。最後のピースがはまった時、それらが純粋な魂から溢れ出た「果てしない悪意」だと読者は知る。 この小説と、放送が開始されたTVドラマとは、全てが違う作品になっていくだろう。小説だけの読者は、雪穂たちから、究極の悪意の快感を覚える。TVドラマだけの視聴者は、絶対的な純愛に感動するだろうからだ。そして両方を知った者は、鏡のように全てが正反対の、原作とTVドラマの特異なコントラストにくらくらと酔う。 小説とTVドラマが意図的に乖離せざるおえない作品。 昔、映画の「風と共に去りぬ」観た。その後に原作を読み、映画版のできの悪い模造品に感じた。これとは対照的に、百夜行は原作と映像作品が別個に独立した作品となっていた。両方とも鑑賞される事を強くお勧めします。 (グルーン) |
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白夜行
(332)
東野 圭吾
(1999-08)
新品:¥ 1,995 中古:¥ 130
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73人中65人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 いつまでも余韻の残る作品総ページ850程度、全13章からなる物語。ライトノベルなら3冊分は あるボリューム。主人公の雪穂と亮司の小学校時代から19年後までが 淡々と語られる。なぜ淡々かというと、主人公二人の内面心理の描写が全く なく、他の登場人物の目を通じてしか二人をうかがい知ることができないから だ。加えて、物語はある殺人事件に端を発するが、犯人や犯行方法は途中で 暗示され、焦点は事件の解明ではなく今後の展開に移っていく。だからこの 物語はミステリーというよりは叙事詩だ。 読み進めていくごとに、二人の関与がほのめかされ、そして徐々に真相が 明らかにされていくにつれ、背筋の凍る思いが募っていく。ノワールの傑作 と評されることにもうなずける。 だが、真に驚くべきことは、とうとう最後まで二人の内面が一切明かされない ことだ。稀代の悪女と犯罪の天才。二人はどのように結ばれ、何を目指したのか。 いや、亮司はなぜ雪穂の影で在り続けようとしたのか?これに対して雪穂は亮司 に何を与えたのか?雪穂は亮司を愛していたのか?二人に潜む闇はあまりに深く、 ありきたりの想像や感情ではとうてい推し量れるものではなかろう。 しかし、こうした思いに対する答えはない。ないのである。 だから読後もふとした拍子に雪穂と亮司の物語に思いを馳せてしまう。まさに いつまでも余韻が消えないのだ。なるほど、これが東野ワールドか・・・。 (よしくん) 62人中54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 ドラマと原作の違いを堪能東野圭吾さんの作品を読んだのは、江戸川乱歩賞を受賞した「放課後」という作品につづき、2作品目です。 現在TBSで放映中の『白夜行』というドラマに影響され読みました。 多くのドラマが、原作をたたき台にしつつも、原作とは違う物語の展開になることが多いように、『白夜行』の場合も、細かい点で原作とドラマとの違いが見受けられました。 ドラマの場合、はじめから主人公である亮司と雪穂との関係性がはっきりと描かれていますが、原作ではある程度話が中盤にさしかかかってこないと2人の接点がほとんどわかりません。 ドラマでは、ゆがんだ愛情ながらも、雪穂と亮司、そして2人をとりまく人たちとの心の葛藤や苦悩が描かれていますが、原作では、亮司と雪穂の心情(本心)を、本人の口から語らせることなく、周囲の人たちが推理していくという手法を使っているため、彼らが何を考え自滅かとも思える行動にいたるのか、推察するのが難しい。その推察するのが難しい点が、かえって本格的なミステリーとしての本作品の真骨頂なのかもしれません。 様々なトリックや伏線、「偶然」と「必然」が織り成す人間関係を堪能できるのは、原作が秀でていると思いますし、罪意識がありつつも、ゆがんだ愛を貫く、哀しくもせつない亮司と雪穂の愛情表現を堪能するのには、映像美とあわせ、ドラマが優れているように思いました。 もしドラマをご覧になっていらっしゃらないかたは、原作を読んだ後にドラマを見ると、また違った角度から楽しめるのではないかと思います。 (フェアリー) 32人中27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 ドラマがきっかけの人は注意この小説は分類が難しい。犯人や人物の関係は一応伏せてはいるものの、あえて比較的早い段階でわからせてしまう。そういう意味で、事件のその後日談であり、結末への過程をなぞる物語であるが、最後までその心情を明確に語られるわけではない。同じベクトルを持つ二本の糸を語りつつ、決してその交わりを語らない。なぜなら、この交わりこそがこの小説のテーマであり謎だから。 これは映画化はともかくドラマ化は難しい。少なくとも小説と同じ視点で1クール引っ張ることはできないだろう。と思っていると、恐るべし、ドラマはラストをいきなり最初に持ってきた。そしてドラマを観てわかったことは、ドラマは、小説で語られることが無かった主人公たちの心情や交わりを中心に語るということ。確かにドラマ化するにはそれしかないだろう。しかし、その時点で読者は気をつけなければいけない。 ドラマで語られている心情は、製作者や脚本家が感じた彼ら自身の視点によるもの、または脚色したもの、作り上げたものであるということ。本小説を先に読んだ私はドラマとは違った印象を持っていた。しかしながら、ドラマを観たときに「そういう視点もあるな」と感じた。確かにいろんな見方ができる構成や表現方法を用いている小説である。 もし、私が今読み返したら、初めに読んだ時とは違った視点で読むだろう。そしてそれは確実にドラマの視点に影響されているはず。ましてや、ドラマを観た後に初めて読む人はどういう視点で読むのだろう。 本作は非常に暗く、絶望に満ちた、暗い作品である。そして、ドラマは主人公たちの立場に立ち、心情に視点を当てているために、少なからず希望やさわやかさを強調している。しかしそれはドラマの特性であり、いち読者の解釈に過ぎないという事を肝に銘じて、今から読む人には自分の視点や感性を大事に読んでもらいたいと思う。 (i_mitisi) 76人中63人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 なんとも形容しがたい桐原亮司と西本雪穂。二人が小学生から大人になる十九年間の物語。高度成長末期からバブル経済の時代まで。彼らが歩む人生の周囲では、次々に不幸になる人々がいる。人々を絶望の泥沼に蹴落としながら、雪穂は睡蓮のように美しく咲き誇っていくのだ。 二人の主人公と読者の間には、レースのカーテンのような物が揺らめいていて、その姿ははっきり見えない。 特異な小説である。主人公二人の心だけが、一切描写されていないのだ。その周辺でもがく人々の主観を介してしか、亮司と雪穂に辿りつけない。 テレビドラマに引き込まれて、一気に読破した。過去にドラマ化不可能などという形容の小説は幾多もあった。しかし、本当に不可能な小説に出会ったのは初めてであった。 亮司と雪穂という主人公の人生には、殺人事件、レイプ、失踪、ハッカー犯罪などの事件が溢れている。最後のピースがはまった時、それらが純粋な魂から溢れ出た「果てしない悪意」だと読者は知る。 この小説と、放送が開始されたTVドラマとは、全てが違う作品になっていくだろう。小説だけの読者は、雪穂たちから、究極の悪意の快感を覚える。TVドラマだけの視聴者は、絶対的な純愛に感動するだろうからだ。そして両方を知った者は、鏡のように全てが正反対の、原作とTVドラマの特異なコントラストにくらくらと酔う。 小説とTVドラマが意図的に乖離せざるおえない作品。 昔、映画の「風と共に去りぬ」観た。その後に原作を読み、映画版のできの悪い模造品に感じた。これとは対照的に、百夜行は原作と映像作品が別個に独立した作品となっていた。両方とも鑑賞される事を強くお勧めします。 (グルーン) |
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幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))
(89)
東野 圭吾
(2007-03)
新品:¥ 1,000 中古:¥ 276
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50人中42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 おもしろい、けどこの読後感の悪さ結局この「女」の目的はなんだったんだろう? 永遠の美?究極の美? 人それぞれなのかもしれないけど、たったそれを手に入れるためだけに全てをリセットしてやり直した? それだけのために自分に立ちはだかる障害を取り除くためにありとあらゆる手を使った? 後者はこの「女」はこういうやり方しか知らないという事で理解できなくもないけど、、、 けど、もしそうならリセット前と結局同じ生き方だし、リセットした意味ある? 前編的意味合いの白夜行では、とても心が痛々しいけどその中に二人の純粋な思いとか伝わる部分もあって、なぜかとても惹かれたんだけど、今回はそれは皆無だった。 だから、この「女」と表現してしまう。 白夜行の流れを汲むならば、この「女」が永遠の美なるものを追求してるのは今は亡きR&YのRをやっぱり心のどこかではずっと変わらず思っていたいから? もしそうなのだとしたら、また印象も違う感じになるけど、、、 ともあれ、前作同様一気に読めてしまう作品。 作者はわざとそういう感じになるように仕上げたんだろうけど、読後はとてもなんともいえない胸糞悪さを感じさせる。 自分はもうベタだけど、雅也はあの時本当は加藤に捕まって、なんとか死刑はまのがれて 刑期後にまだ有子が待っててくれててやっとささやかな、、、という風に脳内変換してます、、、 いや、ほんとベタベタなんだけどね、、、そうしないと気持ち整理できない(笑) (うぃる) 4人中4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 「白夜行」の続編だと思って読んでこそ・・・「白夜行」に夢中になり、深い余韻に浸っていた時・・・その「続編」なるものがこちらだと聞いて、さっそく読んでみました。ただし、作者は続編だとは“明言”はしていないとのこと。これは、否定しているわけでも、肯定しているわけでもない、“明言していない”だけなのです。つまり、作者は「ノーコメント」なんですね。 実際に「幻夜」を読んでみて、ここまで書いて、続編でないわけがない!続編に違いない!と、私個人としては強く感じました。さまざまな伏線が、続編を大きく匂わせているからです。面白いぐらい、匂いすぎです!むしろ、その伏線遊びは、作者の狙いどおりなのでしょう。 そうやってパズルを解いていくような感覚で「白夜行」の続編であろうと思う部分を探していくのが面白かったです。 私は、なぜ作者が続編か否かを明言していないか、というと、読み手にそのパズルを解くような面白さ・感覚を先入観なく味わってもらいたいからではないか?と思いました。最初から続編であるといってしまえば、美冬の登場シーンですでに、美冬=雪穂?でも名前が違うし・・・?と、いらない先入観が邪魔してしまいます。それよりも、読んでいくうちにパズルを解いていく、その中での発見を、自分で味わうことのほうが何倍も面白さが増すことでしょう。 白夜行と幻夜、一見、似たようなストーリー展開ではありますが、「裏と表」のようにしてあるところがおもしろい構成で圧巻でした。白夜行では主人公2人の感情が一人称として一切描かれていなく、2人がどうやって接触していたかも「想像」させるのみになっていますが、幻夜を読むと、『白夜行でもこうだったのかなぁ・・・』と想像することができました。また、その逆で、『白夜行の時は、こうでなかった・・・と信じたい。』とも思ったりしました。(白夜行ではまだ雪穂に「心」が残っていたのが、幻夜では完全に人として壊れてしまっていると感じたため。) もし、白夜行の続編でないとして考えると、美冬という人間があまりにも理解できなく、感情移入できなく、嫌悪感が残ると思います。唯一、白夜行の続編であると考えることが、この気持ちを救ってくれる気もして・・・ 「続編」説は、読者としての私の“願望”でもあるのかもしれません。 ただし、最後の終わり方には不満でした・・・。やはり、ハッピーな終わり方(「悪は滅びるもの」的なもの)や、はっきりとした解決場面を見たいのが人の常かもしれません。いつか、この続きとなるものが読みたいです。その時こそ・・・このモヤモヤが解消される結末であることを願います。 「白夜行」なしでは語れない、白夜行の後にセットで読むことをおすすめします! (白熊猫) 19人中16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 満足。続編待たれる。「白夜行」は随分前に読み、詳細までは思い出せない。 しかし、読中のずっしりとした心地よい重さを覚えている。 「幻夜」は、心地よいというよりは、女の恐ろしさに薄ら寒くなる。 美冬の冷酷さに、読み進めることが苦しくなるのだが、 読むことをやめられない。 恐ろしい女だとは思いながらも、美冬に操られる男たちと同じように、 私自身も、美冬の手のうちでおどらされているのではないか?と 半ば本気で感じさせられたりする。 完全に美冬に敵対心のようなものを感じていた自分は、 ラストでは頭を抱えてしまったが、物語としてはそれがベストなのだと思う。 美冬がどのような思いで生きているのか、ぜひ続編でのぞいてみたい。 (RITZ) 12人中10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 最高に面白かったです!皆さんと同じく最初はこのとんでもない分厚さに怯みましたが、 一気に読みました。というか読まずにはいられませんでした。 随分前に白夜行も読みましたが、まさしく続編だと思います。 私は白夜行よりもこっちの方が面白かったです。 以降ネタバレになりますが… 雅也は、きっとわざと暴発するように銃を作ってたんですよね。 「最高傑作の銃」というような言葉がありましたが、「1発でお互いを葬る事ができる銃」という意味なのでは。 美冬を殺して自分も一緒に死ぬつもりだったんだと思います。 しかし加藤がやって来て… 結局、雅也はやっぱり最後まで美冬を守ってしまったんですねえ〜… 引き金をひけば、自分も死ぬとわかっていながら。 美冬にはホントに背筋がぞっとしてくる感じはありますが、面白かったです! 是非とも続編が読みたいです。 (mt) 3人中3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 長編ですが一気に読めます。全編755ページの良質な長編ミステリー。 主人公である新海美冬と水原雅也、刑事、有子、フクタ工業、華屋、曾我、青木、…出てくる人物の性格描写が精緻であり、現実感があります。阪神淡路大震災を起点に、美冬のサクセスストーリー的展開の中で、次々生じる事件、謎。その謎を伏線に更に大きな謎が。 スピード感があり、最後まで一気に読めます。 (但し、高度に情報化している現代社会で、実際にこのような事は難しいとは思いますが。) (ドクトルF) |
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![]() 毎日新聞 | 黒木メイサ:東野圭吾原作「新参者」ヒロインに TBSの連ドラ初出演 毎日新聞 「新参者」は、東野圭吾さん原作のサスペンスで、主人公の刑事・加賀恭一郎を阿部寛さん(45)が演じる。黒木さんはタウン誌の記者、青山亜美役で、ある事件をきっかけに加賀と知り合い、興味を持って加賀の過去を調べるという役どころ。黒木さんは「原作の役柄であり ... TBSの日曜劇場『新参者』 「新参者」降凛 タウン記者メイサ |
東野圭吾氏原作「白夜行」が映画化 日刊スポーツ 映画会社のギャガが3日、都内で、今春から来年にかけての製作、配給作品を発表、東野圭吾氏原作「白夜行」が映画化されることが分かった。同作は06年に山田孝之、綾瀬はるかでドラマ化され、昨年は韓国で映画になった人気作。監督、キャストは今後発表される。 |
霜月かよ子が送る東野らの極上ミステリー、2社同発フェア ナタリー 「放課後」は別フレ2010(講談社)に前後編で掲載された作品で、東野圭吾のデビュー作をコミカライズしたもの。名門女子高を舞台に起きた事件の真相に男性教師が迫る学園ミステリーだ。 「Dの魔王」は月刊!スピリッツ(小学館)で連載中。柳広司原作のミステリー ... |
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